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リンパの機能とリンパマッサージ

リンパマッサージはとても幅広い効果が期待されており、むくみ、冷え性、セルライト、ダイエットなど美容関連や健康関連のマッサージとして注目を浴びています。リンパマッサージは現代人は運動不足が原因で体内のリンパ液が停滞しがちになっており、流れが悪くなったり停滞しているリンパをスムーズに流し、蓄積された老廃物を流し去るという原理を体系化したマッサージ技術の一つとなっています。
リンパとは一般的に管状のリンパ管のことを指し、わきの下や首、太ももの付け根周辺などにある「リンパ節」に胸管や脾臓などの特殊なリンパ器官を加えたものを「リンパ系」といいます。リンパマッサージでいうリンパはこれらの総称したものを指しています。
◆リンパ液の流れは筋肉の動きに関係し、筋肉の動きがないとリンパ液の流れが渋り、体内に不要物が蓄積され、むくみなどの様々な問題を引き起こします。これは、血液が心臓のようなポンプ機能により巡っているのに対し、リンパ液は筋肉の動きにより流れているからです。リンパ管は静脈に沿うように体中に張り巡らされており、リンパ管の中を流れている体液をリンパ液と呼びますが、リンパ液は血管に入りきらない大きな老廃物を円滑に流し、排出する機能を持っています。

リンパマッサージの期待効果(例)について

リンパ液が体内で停滞すると様々な問題がおこります。わかりやすくて代表的な問題のひとつに「むくみ」があります。むくみは足に出ることが多いのですが、リンパ管から静脈にうまく老廃物を送り込むことができずに、老廃物などがそこに滞った状態がむくみの状態です。
その他、リンパ液の体内での停滞は、痛み、肩こり、たるみ、肥満、セルライト(血行不良や代謝機能低下により、脂肪細胞が変性しその周囲を線維化してできた塊)、疲労、体調不良となってあらわれます。リンパマッサージは、流れが悪くなっているリンパ液をスムーズに流すことにより、このような症状を解消してくれます。リンパマッサージはリンパ液を本来の流れに戻すことで体の機能を整えていくわけです。
又、体内に蓄積された老廃物を流し去る。つまりデトックス(「解毒」を意味する。体にたまった毒素(有害ミネラル)を排出することで、体内を浄化して健康や美容の増進をはかろうという考え方)として、不必要な部分を取り去り、小顔にしたり体を引き締めるなどのダイエット効果・老化防止(アンチエイジング)も期待できるということで、美容面での貢献は非常に高くなるといえるでしょう。

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リンパが滞る主な3つの原因とは!?

1.ストレス(精神的緊張のうち不快なもの)
ストレスが続くと、副腎からステロイドホルモンが分泌します。これは精神的な緊張をやわらげてくれる効果があるのですが、その一方で免疫力の担い手であるリンパ球の活動を低下させる副作用もあります。現代人はストレスがたまることが多く、ストレスの蓄積は代謝が下がる原因につながります。そのため血液の循環が悪くなると同時に、リンパの流れも渋りがちとなるのです。
2.体を動かす機会が少ない(運動不足)
筋肉を動かすことで、血液やリンパ液が流れます。筋肉を動かすことが少ない(運動量が少ない)とリンパ管に圧がかかることがないので、リンパ液が滞ってしまいます。普段、座ってばかりとか、立ってばかりで、足がむくむという方も多いと思いますが、そんなときは、足首を回してみたり、軽く屈伸運動をするだけでもリンパが流れるので、むくみがある程度、解消されると思います。また冷え性、体温の低下は血の巡りを悪化させると同時に、リンパの流れにも影響を与えてしまいますので早めの対処が必要です。
3.汗をかく機会が少ない
汗や尿が出ないということは体の老廃物が排出されていないということですから、当然リンパも滞っている状態になります。これを改善するためには毎日の私生活から見直していかないといけません。適度な運動を心がけ、気持のよい汗をかく機会をもうけましょう。
◆リンパ節の数は全身に600箇所くらいあるといわれています(個人差あり)。リンパ節は全身から組織液を回収します。また、生じた非自己異物が血管系に入り込んで全身に循環してしまう前にチェックし、免疫応答を発動して食い止める役割があります。このリンパ節のおよそ半分が集まっているのが首の付け根の鎖骨部分です。この鎖骨リンパ節はリンパ液が体中をめぐり運んできた老廃物が行き着くところなので、リンパの流れが鈍り、滞りやすくなる部分となります。首や鎖骨周辺に「適度な刺激を与える」ことはリンパの流れを促進させてやることにつながります。(※この際、あまり強すぎる刺激は神経等に悪影響を与えますので逆効果となります。ひどい症状の場合は専門家に診てもらいましょう)

Copyright © 2008 リンパマッサージ 期待できる効果とは!?